蜃気楼が簡単に観測出来る「蜃気楼カメラ」

2017.04.24
富山ネタ
画像引用:YouTube

4月24日13時頃、魚津の海岸から蜃気楼が確認されました


魚津の海岸からは、北北東に黒部市生地、北から西にかけて能登半島と氷見市、西から南西へ向かって高岡市、新湊市、富山市岩瀬、水橋、滑川市までを見渡すことができます。

魚津は江戸時代以前から蜃気楼の名所として知られる場所です。蜃気楼は、大気中で光が屈折し虚像が見える自然現象で、気温や風などの条件が整わないと発生しません。

刻々と変わる気温や風によって蜃気楼の形も変わり、同じ蜃気楼は二度と見られないとまでいわれます。
光と風が織りなす自然の芸術ともいえる蜃気楼は、昔も今も多くの人々を魅了し続けています。

魚津市が設置している「蜃気楼カメラ」では、黒部市生地方面、富山市岩瀬方面の映像を見ることができます。
画像引用:魚津埋没林博物館

[蜃気楼カメラ]

・富山市岩瀬方面
・黒部市生地方面

春の蜃気楼が出やすい時期は、(3月下旬~)4月~5月(~6月上旬)。冬の蜃気楼は、11月~3月頃の寒い時期です。